
注:例えば、西経100度18分は西経100.3度に等しく、-1003と表され、16進数ではC15と符号化される。
3.4.2.6地上起動の修正プライベート・パラメータ地上LMEは、一機あるいはそれ以上の航空機のさまざまなパラメータ値を変更するために地上起動の修正パラメータを使用するものとする。航空機LMEは、これらのパラメータを含むXIDを送信しないものとする。
3.4.2.6.1 自動同調周波数パラメータ
このパラメータは、航空機LMEが交替地上局パラメータの中のひとつの地上局に応答すべき周波数と変調方式を定義している。このパラメータは、自動同調が必要な場合に、地上LMEによって送信されるものとする。このパラメータは、表3−26のように16ビット・フィールドとして符号化されるものとする。変調サブフイールド(mビット)は、表3−21で定義されるものとする。周波数サブフイールド(fビット)は、次のように符号化された周波数とする。

表3-26 自動同調周波数パラメータ

3.4.2.6.2 交替地上局リスト
このパラメータは、地上LME選択のための地上局リストを定義している。このパラメータは、表3−27に示すように32ビット・フィールドの中のDLSアドレス・リストとして符号化されるものとする。これらは、申し入れた地上局がそのLMEに受け入れられない場合に、ハンドオフの間に可能な代替地上局として航空機LMEによって使用されるものとする。
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